床下の不要工事が発覚か？

2024年3月22日

千葉県を中心にシロアリ駆除・シロアリ予防のサービスを提供している株式会社フューチャーフレームでございます。

当店では今までのシロアリ駆除業者とは違う新しい料金体系をとっております。それは、下見・見積もりが不要な平米数で施工金額が決定する明瞭な料金設定でございます。予め1階の床下平米数がわかればその場で施工金額を把握することができます。昔ながらの営業担当者が事前にお伺いして下見をして見積もりをする場合は、築年数が古かったり、シロアリ被害があったり、床下の湿気多くカビが酷いと見積もり金額が大幅に上がり高額な金額になるのが通常です。

一方当店では平米数のみで施工金額が決まりますので、築年数が古くても、シロアリ被害があっても追加料金はかかりません。この新しいシステムによりお客様のメリットとしては事前下見が不要ですので余計な時間を取られません。しかも予約時に料金がわかっているので後から高額な金額が請求される様に心配もありません。

詳しくは下記の料金をご参照ください。

それでは本題ですが、今回のお客様も当店の一律料金が気に入ってご予約を頂きました。お客様の話では、現在の築年数が28年目で18年前にシロアリ予防を別のシロアリ業者で行なったそうです。つまり築年数が10年目の時に初めてのシロアリ予防を行なった事になります。

前回のシロアリ予防からかなり年数が経過してそろそろ床下にシロアリが発生していないか心配になってきたので、今回当店でシロアリ予防を依頼したとの事でした。

施工当日、これらの情報を元にまずはいつも通り床下の点検から開始です。キッチン周りはマスカーという特殊なビニールでしっかりと養生を行います。この養生により床下を出入りしたい際に発生する埃や薬剤の臭いを抑えキッチンを汚しません。

築年数にしては床下がベタ基礎（コンクリート）の為それほど湿気が酷いわけではありませんでした。

床下をどんどん奥に入っていくと、何やら基礎にどデカい穴があけられているのを発見しました。もしかしたらトイレの周りが基礎で囲われている厄介なパターンだったのかな？と想像しましたが、この穴から奥を覗くと何もありません。

穴の反対側に移動して見るとL字型になっている内基礎が雑に削られていただけでした。見る限りではカビも無く湿気が溜まり易い箇所でもありません。推測するに床下の風通しを良くする為に基礎に穴を開けた方が良いと適当な事を言われて追加料金を取ったのだと思われます。実際にお客様に写真を見せて当時の経緯を聞いてみたら、正に同じ説明を受けたとおっしゃっていました… 　これは不要な工事であまり意味はない事を説明して、さらに内基礎だからそれほど家屋の耐震にも影響はないと説明し一応お客様も安心して頂けました。

今回この内容をブログに書いた理由は、この様な不要工事には迷わずNOを言って頂き、不要工事の犠牲者を一人でも減らす事が目的です。

皆さんも事前営業で床下点検をされて不明な工事内容があった場合はすぐに当店にご相談下さい。

それではまた、床下ブログでお会いしましょう。

あ、もちろんしっかりと床下の消毒や玄関のスラブ処理も施工させて頂きました。